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世界の珪藻土(生産量の推移)

<2011/07/07更新>
 世界の珪藻土について、USGS(米地質調査所)発表の資料をもとに表とグラフにまとめました。
 珪藻土はチョークのように柔らかく、もろく、土臭く、非常にきめの細かい珪質堆積岩です。微細な多孔質で密度が小さく、化学的に不活性であり、低熱伝導率とかなり高い融点をもちます。珪藻土は現在、ろ過助剤として主に使用されています。その他にも吸収剤や建材、絶縁体、つや出しのための軽い研磨材、セメントや他の様々な化合物のシリカ添加剤として使用されます。七輪も珪藻土から作られます。

■ 世界の珪藻土(国別生産量の推移)

(単位・・・千トン) 1995年 2000年 2005年 2010年 埋蔵量
アメリカ     687 677 653 550250,000
中国       350 410 450110,000
デンマーク    96 185 234 225
メキシコ     47 70 60 120
日本       190 130 110
CIS      110 200 80 80
フランス     100 75 75 75
スペイン     36 36 35 50
アルゼンチン   40
トルコ      30
アイスランド   25
イタリア     25
ドイツ      50 55
チェコ      35
チリ       30
ルーマニア    30
韓国       80 32
その他      164 200 156 50
合計(四捨五入) 1,370 1,890 2,020 1,830 Large
※空欄部分は極少または「その他」に含みます。
(出典) USGS「Mineral Commodity Summaries(鉱物商品概要)」

 
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