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世界の金(生産量の推移)

<2011/07/07更新>
 世界の金について、USGS(米地質調査所)発表の資料をもとに表とグラフにまとめました。
 金(元素記号:Au)は、その美しさと耐久性から古来より珍重されてきました。今日製造される金のほとんどは宝飾品用です。しかし、その優れた電気伝導性と物理的抵抗性、腐食耐性などから、20世紀後半には金も不可欠な工業用金属となりました。金はコンピュータ、通信機器、宇宙船、ジェット機エンジンおよび他の製品において重要な機能を果たします。
 また、金は芸術や工業以外にも、長期的に価値を蓄積することから、全ての商品の中で独自の地位を保ちます。最近まで、金は本質的に通貨のための金属と考えられてきましたし、毎年生産される金塊のほとんどは政府国庫か中央銀行に入りました。

■ 世界の金(国別生産量の推移)

(単位・・・トン) 1995年 2000年 2005年 2010年 埋蔵量
中国       140 183 225 345 1,900
オーストラリア  254 296 262 255 7,300
アメリカ     320 353 256 230 3,000
南アフリカ    524 431 295 190 6,000
ロシア      132 126 190 5,000
ペルー      133 169 170 2,000
インドネシア   125 140 120 3,000
ガーナ      100 1,400
カナダ      150 154 119 90 990
ウズベキスタン  90 1,700
ブラジル     72 65 2,400
メキシコ     60 1,400
パプアニューギニア 60 1,200
チリ       40 3,400
その他      583 735 793 500 10,000
合計(四捨五入) 2,250 2,550 2,470 2,500 51,000
※空欄部分は極少または「その他」に含みます。
(出典) USGS「Mineral Commodity Summaries(鉱物商品概要)」

 
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