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社会:時事問題の勉強方法

 近年、中学校の社会科では時事問題が多く出題されるようになってきました。教科書の内容の知識・理解から、それらをふまえたうえで現実の社会をどのようにとらえているかといった関心・意欲・態度に重点を置かれるようになりました。また、配点も約10点分の出題が多く、生徒たちのテスト対策においても軽視できない状況になっています。

 では、時事問題の勉強方法はというと、やはりふだんからニュースを見たり新聞を読んだりする必要があります。テスト直前にあわてて情報を集めたり、他の人に頼ったりすることがないようにしたいものです。自分の頭で考えることが大切です。問題点を発見し、解決方法を探し、そしてチャンスに変えていく。それがこれからの社会を生きていくうえでの大きな力となります。

 さて、本題に入ります。毎日たくさんのニュースがありますが、時事問題で出題されるニュースにはいくつかのポイントがあるのでまとめます。

 ①そのニュースの影響が及ぼす範囲(空間)を考える。
 ②そのニュースが将来(時間)にも影響を及ぼすかを考える。
 ③すでに一般常識になっていること(過去~現在)も見直してみる。

①は、市町村<都道府県<日本<世界と影響を及ぼす範囲が大きくなるほど、そのニュースの重要度が増します。
②は、例えば「国民投票法」が制定されたというニュースは、将来にわたって私たちに影響があるので重要なニュースになります。逆に、○○事件などは、解決するとそれ以降は影響がないため、時事問題としては重要度が低くなります。
③は、まれですが、ふだん当たり前と思っている常識から出題されることもあります。例えば、9月初旬の定期テストで「今月の祝日は2日ありますが、それぞれの名前を答えなさい。」という問題が出題されたこともあります。
その他、気をつけることは、漢字指定の問題が多いので漢字をしっかり覚えることと、地図を使って位置を確認しておくことなどです。

 そして、時事問題対策の最後のポイントは、

 ④社会科の先生の話をよく聞くこと。

ふだんからニュースを見たり新聞を読んで、自分なりに考えることは大切です。ただ、同じニュースでも人によって受け取り方が違います。自分の考えたことや意見が、他の人と違っていることもあるでしょう。ですので、家族や友人と意見を交換したり学校の先生の話を聞いて、自分の視野を広げたり考えを深めていくことが大切です。出題する先生がどんな時事問題に関心をもっているのかを知る。これが時事問題について効果的なテスト対策になります。

⇒ 「覚えておきたい時事問題(社会科、中学生、2007年)」のページへ

 

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